いちごこんにちは、ソムリエのいちごです。
ワインについての知識を深め、理解を広げたいあなたへ。
ワイン検定シルバーは、そんな情熱を持つ人々にとって、その能力を証明する一つの道しるべとなるでしょう。
しかし、難易度が高いと知られるこの試験を独学で突破するには、何が必要なのでしょうか。
本記事は、そんな問いに答えるべく、ワイン検定シルバーの攻略法を紐解きます。
テキストを読むだけでは不十分な場合、どのように対策を練るべきなのか。
わたしが試験日までにおこなった勉強法や知識の定着方法、対策など、合格にたどりつくための鍵となるポイントを、具体的かつ分かりやすく解説します。
ワインの世界は奥深く、その知識を深めることで、より一層ワインを楽しむことができます。
一緒にワイン検定シルバーを目指し、ワインの世界をさらに広げていきましょう。


社会人7年目のときに「田崎真也ワインサロン」でソムリエ対策講座を受講。
2002年 ソムリエ資格取得
2005年 シニアソムリエ資格取得
現在アカデミー・デュ・ヴァンの受講生。知識をブラッシュアップしつつ、ワインを学びたい人向けにこのサイトを運営。
ワイン検定シルバーとは


ワイン検定シルバーは、ワイン検定ブロンズよりもワインの基礎知識を深く理解し、その定着度をはかる試験です。
この試験に合格したあと、ソムリエやワインアドバイザーを目指す方も多くいます。
概要
ワイン検定シルバーは、日本ソムリエ協会が主催しています。同協会は1969年に設立され、ワインやその他のアルコール飲料の知識と技術を向上させるための各種試験や研修を提供しています。
ワイン検定シルバーは、ワインに関する理論的な知識だけでなく、実際のワイン選びに役立つ実践的な試験です。
試験問題は、ワインの基礎知識、製法や種類、そして産地とその特徴についてなど、幅広いトピックをカバーしています。
受験資格
具体的な年齢や前提知識、経験の必要性は特に設けられていません。ただし、ワイン検定ブロンズに合格した方になります。
合格者の特典
合格者には認定証が授与されます。
ワイン検定シルバーの日程(2026年度)
| 申込期間 | 2026年9月17日(木)〜 10月22日(木) |
| 試験日 | 2026年11月19日(木)・21日(土)・22日(日) |
ブロンズクラスに合格された方は、この日程で申し込めます。申込期間は1か月ほどなので、受験を考えている方は早めに確認しておくと安心です。
最新の日程は、日本ソムリエ協会の公式サイトで必ずご確認ください。
ワイン検定シルバーの試験内容


試験は基本的なワインの知識を問うもので、幅広いトピックが出題されます。
2023年度の出題範囲は13ヶ国。
- 日本
- フランス
- イタリア
- ドイツ
- スペイン
- ポルトガル
- オーストリア
- アメリカ
- チリ
- アルゼンチン
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 南アフリカ



ブロンズに比べると急にハードルがあがりますよね。でもソムリエ試験ではこれに加えカナダなども含まれ30ヶ国近くも勉強します。
まだまだへこたれてはいけない。
試験形式
試験は筆記試験です。(テイスティングの試験はありません。)
全部で70問あり、3つの選択肢の中から正解を一つ選びます。
各部門の内容
試験内容は3つの大きなカテゴリーに分けられます。
ワインの基礎知識
ワインの歴史、品種、造り手の役割など、ワインに関する基本的な知識が問われます。
ワインの製法と種類
白ワイン、赤ワイン、ロゼワインなどの種類別の特性、ワインの製造過程とその影響、ヴィンテージの影響など、ワインの製法と種類に関する詳細な知識が要求されます。
ワイン産地と特徴
フランス、イタリア、スペインなど、13ヶ国のワイン産地の地理的特性とその影響、各地の代表的なワインの特性などが問われます。
合格ラインの基準
明確な合格ラインは公表されていませんが、試験合格の基準は70%以上の正解率といわれています。
ワイン検定シルバーの学習方法


合格の秘訣は、理論的な知識を得るだけでなく、それを実際に生かす訓練を重ねることです。
以下、具体的な学習方法を紹介します。
教材の紹介
ワイン検定シルバーの受験を申し込むと、「J.S.A. ワイン検定テキスト シルバークラス」というテキストが送られてきます。


ブロンズの時と比べるとあきらかに内容が多いです。
テキストの中は日本から始まり、フランス、イタリア、ドイツなど13ヶ国のワインについて記載されています。
テキストの中を見ると黄色のマーカーで色付けされている部分があります。





わたしの講師の先生は「黄色のマーカー部分から出題されるので、そこを覚えてください。」と事前に教えてくださいました!
よし!黄色の部分だけ覚えればいいのね、と勉強に取りかかりましたが、黄色の部分が意外と多いのです。
おすすめツール
たまたま見つけたこのサイト→ワイン検定シルバークラス練習問題
隙間時間にスマホで学習でき、かつ繰り返し練習問題を解くことができます。
同じ問題に遭遇したときに、前回正解だったか、不正解だったか右上に⭕️か❌の印が出る機能も便利です。
私は試験の約3週間前から毎日少しづつこのサイトを開いて「問題を解いて、わからない問題はテキストで確認する」
ということを繰り返し行いました。
2023年度に実際に出題された問題と、国別・分野別の出題傾向はワイン検定シルバー過去問の分析記事で詳しくまとめています。何から覚えるべきか迷っている方は、先にそちらをご覧ください。
ワイン検定シルバー受験した感想
ここからは、わたしが2023年にワイン検定シルバーを受験したときの記録です。
正直なところ、ブロンズと比べるとぐっと踏み込んだ内容だと感じました。出題範囲も、問われ方も一段深くなっています。ブロンズに合格した勢いで申し込むと、ハードルが急に上がったように感じるかもしれません。
ちなみに、わたしの勉強期間は2週間ほどでした。内容が深くなるぶん、ブロンズのときより集中して取り組む必要があります。
ただ、その分だけ得られるものも大きかったです。ソムリエ試験やワインエキスパート試験を考えている方にとって、シルバーは知識を定着させるよい機会になります。いきなり上位資格に挑むより、ここで一度整理しておくと、あとの勉強がずいぶん楽になります。
そして合格したときの達成感は、ブロンズのときとは比べものになりませんでした。難しかったぶん、うれしさも何倍も大きかったです。
効率的に学習して合格をめざそう


ワイン検定シルバーは、ワインに対する理論的な知識だけでなく、それを具体的に活用できる能力を問う資格です。
試験対策としては、テキストの黄色いマーカー部分中心に覚えるとよいです。
ワイン検定シルバーの取得後は、ビジネス面でもプライベート面でもその価値を活かせる多くの機会が待っています。
合格してあなたのワインに対する情熱と知識をさらなる高みへと導きましょう。
シルバーの次は|ワインエキスパートという選択肢
ワイン検定シルバーは、J.S.A.ワイン検定の中で最上位のクラスです。ここまで来たら、次に見えてくるのがワインエキスパートの資格です。
ただ、ワイン検定とワインエキスパートでは、求められるものがかなり変わります。出題範囲が世界中の産地に広がりますし、二次試験ではテイスティングで品種や産地を判断する力が問われます。テキストを覚えるだけでは届きにくい領域です。
独学に不安がある方には、オンラインで学べるヴィノテラス ワインスクールという選択肢があります。「東京の学びを全国へ」を掲げていて、録画ではなく生配信で授業が進むため、疑問をその場で講師に質問できます。
一次試験の対策講座に加えて、二次試験で必要になるブラインドテイスティング(銘柄を伏せて、味わいだけで判断する練習)の講座も用意されています。テイスティングは独学が最も難しい部分なので、そこだけスクールを使うという考え方もできます。
なお、ワインスクール選びについてはこちらの記事で5校を比較しています。










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