【初心者向け】フランスワインの格付けとブドウ品種、最高品質を保証する秘密

いちご

こんにちは、やっぱりフランスワインが好きなソムリエのいちごです。

フランスワインの魅力は、その歴史や地域性の豊かさだけではありません。

「どんな格付けか?」「どのブドウ品種が使われているか?」を知ることで、味のイメージや品質のヒントが見えてきます。

この記事では、ソムリエ試験にも頻出の「格付け」と「主要ブドウ品種」について、押さえるべきポイントをまとめました!

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ワインの産地

10のワインの産地

フランスの産地は以下の通り10箇所です。

  • シャンパーニュ
  • アルザス
  • ロワール
  • ボルドー
  • ブルゴーニュ
  • コート・デュ・ローヌ
  • サヴォワ
  • プロヴァンス
  • ラングドック・ルーション
  • 南西

中でも有名な産地はボルドーブルゴーニュシャンパーニュです。まずこの3つの地域は覚えておきましょう。

いちご

シャンパーニュはパリから日帰りでも行ける距離ですよ。

フランスワインのポイント
・北緯42~51度に10のワイン産地が分布している
・ワイン生産量は世界第3位(2021年現在)
・消費量はアメリカに次いで世界第2位(2021年現在)

生産量はイタリアと上位を争っていましたが、最近ではイタリアが1位、スペインがフランスを抜いて第2位となっています。

フランスワインの格付けをざっくり理解しよう

シャトー・マルゴー

AOC、IGP、Vin de Franceの違い

フランスワインには法律で定められた「格付け」があります。上から順に…

  • AOC(Appellation d’Origine Contrôlée)
     最も厳格な基準。地域や品種、栽培・醸造方法まで細かく規定されている。
  • IGP(Indication Géographique Protégée)
     地理的表示はあるが、AOCより自由度が高い。
  • VSIG
     地理的表示のないテーブルワイン。最近は高品質なものも登場中。

地域ごとの格付けシステム

ボルドー:1855年から続いているメドック独自の格付け

  • 「五大シャトー」などで有名。赤ワインの格付けは1級〜5級。
  • 例:シャトー・ラフィット・ロートシルト(1級)
メドック1級5つの銘柄「五大シャトー」
  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・ラトゥール
  • シャトー・ラフィット・ロートシルト
  • シャトー・ムートン・ロートシルト
  • シャトー・オー・ブリオン

ブルゴーニュ:畑ごとの格付け

  • 畑単位で「グラン・クリュ」「プルミエ・クリュ」などに分かれる。
  • 例:ロマネ・コンティ(グラン・クリュ)

シャンパーニュ:村ごとの格付け

  • 「グラン・クリュ村」「プルミエ・クリュ村」で評価。
  • 使用ブドウの価格に関係する。

AOCについて

フランスのAOC(Appellation d’Origine Contrôlée)は、フランスで最も歴史あるワイン保護制度の1つです。

AOC制度は1935年に制定され、フランスのワイン産地、ブドウ品種、ワインの製造方法などを規制するものです。

かつてはAOC、AOVDQS、Vin de Pay、Vin de Tableの4つのカテゴリーに分類されていましたが、

現在はAOC、IGP、VSIGの3つのカテゴリーに分類されています。

AOCは厳しい規制のもとワインが造られており、それだけ品質が高いものとも言えます。

フランスワインはAOCによって独自の風味や高い品質を保ってきました。

AOCはどんな規制があるのでしょうか?それは以下のような条件があります。
・生産地域
・品種
・最低アルコール度数
・栽培法
・剪定法
などです。

IGPは地理的表示保護という意味で、地域や使用品種の規制はありますが、AOCよりはルールは緩いです。

VSIGはいわゆるテーブルワインで「フランスのどこかで作っているワイン」です。

フランスワインの主要ブドウ品種

フランスで栽培している品種は数多くありますが

栽培面積が多いトップ3をあげると次の品種になります。

シャルドネ

シャルドネは昔から日本にも多く輸入されていますし、ワイン初心者の方でも聞いたことがある品種ではないでしょうか。

フランスだけではなく、アメリカのカリフォルニアやオーストラリア、イタリアのトスカーナなどでも栽培されています。

生産地域や熟成の際にステンレスタンクか木樽を使うかによっても特徴が異なります。

フランスではブルゴーニュが有名で高品質のワインが造られています。

いちご

シャルドネはワインだけでなく、シャンパンを造る時の品種の一つでもあります。

ユニ・ブラン

ユニ・ブランはフランスのブルゴーニュで多く栽培されている品種です。

イタリアでは「トレッビアーノ」と呼ばれています。

比較的酸味が強く、フレッシュなワインに仕上がります。

ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブランはロワール地方のサンセールやプイイ・フュメという場所が有名です。

ブルゴーニュでも栽培されています。

繊細な酸味とフレッシュな味わいが特徴です。

メルロー

メルローはボルドーなどで栽培されているフランスでも人気のぶどう品種です。

柔らかいタンニンと果実味豊かな味わいが特徴で、ふくよかなワインに仕上がります。

カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは主にフランスのボルドーで栽培されていますが、

アメリカ、オーストラリア、チリ、スペインなど世界中で造られています。

カベルネ・ソーヴィニヨンはタンニン(渋み)が豊富であるのが特徴です。

また豊かな果実味とスパイスの香りがするぶどう品種です。

グルナッシュ

グルナッシュはフランスのコート・デュ・ローヌやラングドック・ルーションなどで造られている品種です。

フランスのほかはスペイン、イタリア、オーストラリアなどでも栽培されています。

スペインではガルナッチャと呼ばれています。

フランスワインはワインの王様

フランスワインは伝統を持ち、長い間品質の高いワインを造り続けてきました。

地域、品種、栽培方法、ワイン造りに関する厳格な基準を持っているAOCワインはワイン愛好家の中でも愛され続けているワインです。

フランスワインの格付けと品種を知ることは、ワインの世界を深く楽しむ第一歩。

試験対策だけでなく、飲む楽しさ、選ぶ楽しさも広がります。

少しずつでも、自分のペースで知識を積み重ねていきましょう!

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この記事を書いた人

J.S.A.認定シニアソムリエ。ワインについてもっと学ぶこと、旅行、ドライブに情熱を注ぎ、世界が提供するものを探求するのが大好きです。ワインは初心者にとって敷居が高いものだと理解しているので、ワインを楽しみ始めたばかりの人たちのために、わかりやすいワイン情報を伝えたいと思います。一緒にグラスを傾けて、ワインの世界を楽しみましょう。

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